鮎釣りって敷居が高いんじゃ……?どんな仕掛けを使うの?解禁日はいつ?
そんな疑問を解決し、初心者の方でも友釣りが始められるように道具や釣り方をわかりやすく解説!
トラブルなく鮎を釣るためのノウハウをお届けします。
鮎の友釣りを始めよう
釣りと聞くと、エサや疑似餌(ルアーや毛針)を用い、釣り針に魚を食いつかせるイメージがあると思います。
ところが、今回ご紹介するアユの友釣りは、自分が操る鮎と川を泳ぐ鮎を戦わせて引っ掛けるという、他に例をみない特殊な釣り方です。
初心者の方にも分かりやすく、そして「友釣りを初めてみたいなぁ!」と思っていただけるように、必要な道具や釣り方を解説します。
思っているよりもハードルは高くありませんよ!
鮎について
鮎はコケを主食とする魚
鮎という魚は、日本人にとってもっとも馴染み深い淡水魚のひとつでしょう。
鮎は北海道から九州にかけて広く生息し、大きいものは30cm前後まで成長します。
鮎はワカサギやシシャモと同じくキュウリウオ目に分類され、キュウリやスイカのような爽やかな匂いがするのが特徴です。
30.3cmを超える“尺鮎”は鮎釣り師の憧れです!
鮎の一生はたったの1年
鮎は寿命が1年の“年魚”と呼ばれる魚です。
産卵期は10月から12月で、川の中下流域で行われます。孵化した稚魚は1~数日の間に海や湖まで下り、冬の間にプランクトンを捕食して成長。
3~5月ごろまでに5cm前後まで成長した幼魚は、群れで川を遡上し、この頃のアユを稚鮎と呼びます。
中流域まで遡上したアユは苔を食べるようになり、付着藻類を食べるのに適した形状の歯に生え変わります。
鮎は劇的な一生を送ります。
良質なコケを独占するために激しく争う
苔を食べるようになったアユは、良質なコケが生える石を巡り、激しい縄張り争いを起こすように。
アユの友釣りは、友アユと呼ばれる活きたオトリ鮎に釣り糸とイカリ針を付け、苔の生えた石の周りを泳がせます。
そして、縄張りを主張して体当たりしてきた野アユがイカリ針に引っかかる。というのが友釣りの仕組みです。
ちなみに、友釣りの発祥は江戸時代と言われています。
多くの人々が鮎釣りに熱中して仕事を疎かにするため、江戸幕府は「鮎釣り禁止令」を出したそうです。
鮎釣りの時期
友釣りのシーズンは6月から10月
アユの友釣りが成立するのはアユが苔を食べる期間、すなわち6月ごろから10月ごろまでです。
友釣りが楽しめる河川の多くは漁協が管理しているため、解禁期間が河川ごとに明確に定められています。
怪魚ハンター山根
釣行前に必ず、最寄りの釣具店やオトリ屋、漁協のHPで確認しましょう!
遊漁券が必要です
漁協が管理している河川では、1日当たり1,500~3,000円程度の入漁券(遊漁券)を購入する必要があります。
漁券の販売場所は河川によって異なり、ネットやコンビニで購入できる漁協もあれば、オトリ屋や釣具店での購入に限られる漁協も。
オトリ鮎と合わせて、オトリ屋で購入するのが便利でしょう。
釣行回数が多い方は年券がお得ですよ。
友釣りの道具
友釣りは特殊な釣りなので、いくつか専用の道具が必要になります。
この道具が高額で「鮎釣りはハードルが高い」というイメージが先行していましたが、近年は鮎竿 を始め、鮎用品の価格がグンッと下がってとても始めやすくなりました。
鮎用品を“必要な物”と“あると便利な物”に分けて紹介します。
必要な物は、相場の価格も記載しているので参考にしてみてくださいね。
必要な道具
鮎竿(3~6万円)
鮎竿は安くて10万円から……なんて時代は、もうとっくに終わっています。
もちろん、性能を突き詰めたハイエンドモデルは40万円近くになりますが、エントリーモデルは新品でも3万円台で購入できちゃうんです。
鮎竿の長さは7~9mほどのラインナップがあり、川幅や水量に合わせて長さを選びます。
汎用性が高いのは8.5〜9mで、ビギナーの方には8.5mがオススメです。
ダイワアバンサー 早瀬抜 85・R
全長(m) | 8.49 |
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継数(本) | 7 |
仕舞寸法(cm) | 139 |
自重(g) | 241 |
アバンサーシリーズはダイワのエントリーモデルです。
早瀬抜 85・Rは、幅広い鮎のサイズやポイントの環境、釣り方に対応するので初心者の方にイチオシです。
シマノ友鮎 90NM
友鮎NMシリーズは、シマノのエントリーモデルです。
実売価格は3~4万円台で、オールマイティな85NMと90NMは最初の1本に最適。
仕掛け類(5千~1万円)
友釣りの仕掛けは、竿先から順に、天上糸、水中糸、目印、鼻カン、中ハリス、サカ針、イカリ針といった具合に……ぶっちゃけ、ややこしいです。
これを一から作るとなると一苦労なので、各社から発売されているセット仕掛け(消耗品であるイカリ針だけ別売り)からスタートすると良いでしょう。
オススメの仕掛けについては、次項で詳しく説明します。
エアーポンプとオトリ缶(3千円~1.5万円)
オトリ缶は、オトリ屋で購入した鮎を活かして川まで運ぶための容器です。
専用商品は、エアポンプを取り付けられたり、格子戸が着いていて川に漬けて置いたりできます。
オトリ屋から川まで運ぶだけという目的であれば、ポリタンクやクーラーボックスにエアポンプを付けて代用することも可能です。
ダイワ友カン TS-1800
容量(L) | 18 |
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サイズ(cm) | 約22×44×27 |
ダイワの友舟をスッポリ収納できる友缶です。※
上フタの着脱が簡単なワンタッチロックやプッシュトップ付両開き投入口、乗せた石が滑り落ちにくい石止めリブなど便利機能が満載。
※一部適合しない友舟もあります。
引き舟(5千~1万円)
川に入ると、オトリ缶は拠点となる場所に置いておき、オトリ鮎を引き舟に移して釣りをします。
引き舟は腰にコードで結んでおくと川に浮かび、水が循環して鮎を活かす仕組みです。船形になっているので水との抵抗が少なく、釣り人への負担もありません。
釣れるとドンドン引き船に入れるわけですが、ある程度溜まっていっぱいになったら、拠点のオトリ缶かクーラーボックスに移しましょう。
容量は4.5~8L程度までありますが、まずは6L前後を選ぶと良いでしょう。
ダイワ友舟 AF-600R
フロート部が約15mmポップアップするフロート可動式の友船です。これによって安定性を高め、水温上昇も防ぎます。
また、砂ガミやロープへのハリ刺さりなどのトラブルを減らす工夫もされています。
鮎タモ(3千~1万円)
掛かった鮎を掬うのに鮎ダモは必須。
鮎ダモの特徴は目合いが細かく、張りがあり、イカリ針などが絡みにくいことです。
また、ベルトに刺して釣りをするので柄が短くなっています。
網枠の大きさは33~39cmが一般的で、初心者の方は鮎をキャッチしやすいように39cm程度の大きめがオススメです。
ダイワ鮎ダモ V39
鮎ベルト(2千円~5千円)
鮎釣りでは、釣り竿を地面に置けませんので、タモを保持するためのベルトが必須です。
専用品はDカンや収納ケース、交換したイカリ針を仕舞うダストボックスなどが付いています。
ダイワ鮎ベルト DA-4105
引き舟の動きに合わせて可動するDカンや、ワンタッチ開閉が可能なオモリポーチが付いた鮎ベルトです。
フェルトシューズ(5千~1.5万円)
苔が生えた川を歩くためには、フェルトもしくはピンフェルトスパイクシューズが欠かせません。
メーカーに拘りが無ければ5,000円程度から販売されていますし、渓流用フェルトソールシューズなども代用できます。
鮎がよく釣れる川はコケがたくさん生えていてメチャクチャ滑るので、ゴム底のサンダルや長靴はNG。
転倒すると竿を破損させるだけでなく、命にも関わります。
エクセルエクセル 鮎タビ(中割)
リーズナブルな価格の鮎タビです。ソールはフェルトなので、安心して鮎釣りを楽しめます。
あると便利な道具
鮎ベスト
替え針や予備仕掛けなどの小物を収納できるフィッシングベストや鮎ベストがあると大変便利です。
川に浸からなくても良いような釣り場ではウエストポーチなどでも良いでしょう。
エクセル鮎ベスト
リーズナブルな価格の鮎ベストです。ポケットの数が多く、仕掛けや小物を収納できます。
帽子&偏光グラス
鮎釣りに関わらず、帽子と偏光グラスは魚釣りの必需品。
偏光グラスを掛けていると目印や石、鮎の姿を確認しやすいだけでなく、川を歩く際に足元を見やすいので安全面でも重要です。
Zoff × TSURI HACKZoff FISHING SUNGLASSES
フレームタイプ | ウェリントン,ボストン |
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レンズカラー | グレー,ブラウン,イエロー |
メガネブランドのZoffとTSURI HACKがコラボしてできあがった偏光サングラスです。
手頃な価格ながら、高性能な偏光レンズを採用し、フィット感も抜群。
クーラーボックス&氷
新鮮な天然鮎の塩焼きは、それはもう……格別な美味です。
そんな美味しい鮎を鮮度良く持ち帰るためには、クーラーボックスと氷を用意しておきましょう。
暑い時期の釣りなので、氷は多めがオススメです。
シマノフィクセルライト Ⅱ 22L NF-522V
使いやすい22Lサイズのクーラーボックスです。1日程度の釣行なら十分な保冷力を備えています。
鮎の友釣り仕掛け
セット仕掛けを使えば楽チン
先ほど「セット仕掛けが便利」と紹介しましたが、いざ釣り具店で購入しようとすると種類の多さに驚かされるはずです。
そのため、以下に挙げた基準を目安に、オールマイティな仕掛けを選んでみてください。
最初のうちは根掛かり等で仕掛けをロストすることもありますので、予備を2~3個持っておくと安心でしょう。
- 天井糸:遊動タイプ1.0号(4m)
- 水中糸:フロロ0.175号 or 複合メタルライン0.07号(5m)
- ハナカン:6号
- 中ハリス:1号
- サカサ針:3号
- イカリ針:6.5号(別売り)
ダイワメタコンポDURA 完全仕掛け 0.07号
天上糸 | 0.8 |
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水中糸 | 0.07 |
天上糸側 つけ糸 | 0.6 |
ハナカン側 つけ糸 | 0.5 |
天井糸、上付け糸、水中糸、下付け糸、ハナカンなど、友釣りに必要なパーツが揃ったセット仕掛けです。
竿に取り付ければすぐに釣りを始められます。ただし、イカリ針のみ別売りです。
イカリ針は7号前後がオススメ
セット仕掛けにはイカリ針が付属していませんので、お買い忘れの無いようにしてください。
3本錨と4本錨がありますが、拘りが無ければどちらでもOK。
針のサイズは7号を基準に、シーズン初期でアユが小さい場合は6号、終盤でアユが大きい場合は8号、といった具合に使い分けると良いでしょう。
イカリ針は1匹釣れるごとに交換する人もいるほどの消耗品です。釣るたびに交換する必要はありませんが、根掛かりをした後や、針先に違和感があったら積極的に交換しましょう。
がまかつバリューパック T1 競技SP DF(キープ)
イカリ針は頻繁に交換するため、たくさん入ってバリューパックがオススメ。競技SP DF(キープ)は、万能に使えるイカリ針です。
初心者には背針が強い味方に
完全仕掛けに含まれない小物として、背針というパーツがあります。
背針はハナカンの上に取り付け、鮎の頭部に刺して使うパーツです。
こうすることで、川の流れを受けて鮎が潜行しやすくなります。
オーナー半スレチチワ背ばり狐型
友釣りを始める前に現場ですべきこと
遊漁券とオトリ鮎を購入する
まずはオトリと遊漁券を購入するためにオトリ屋へ行きましょう。
恥ずかしがらずに「友釣り初心者です」と始めに伝えておくと、調子の良いオトリを選んでくれたり、駐車スペースや初心者向けのポイントを教えてくれたりする親切なオトリ屋さんが多いですよ。
オトリの相場は1匹当たり300~600円。初心者の方は2~3匹購入すると良いでしょう
釣果情報なんかも教えてくれますよ。
初心者向けのポイントを見定める
水深が膝下ぐらいで流れが緩やかなポイント
鮎は川幅が数mしかないような里川から水深が1mを越す本流まで、様々な環境に生息しています。
友釣り初心者の方は、川幅が広くて勾配が緩やかな、浅い区間を選んで入川すると良いでしょう。
浅くて流れが緩やかな場所なら、アユが泳ぐ姿を目視で確認できますし、万が一根掛かりしても外しに行けます。
安全面を考えても、いきなり深い急流に立ち込むのはオススメできません。
周囲に草木が無い場所
写真のような川幅の狭い河川や支流は草木との距離が近く、8m以上の長竿では釣り辛くなります。
初めのうちは鮎竿をのびのびと扱える広い場所に行くことをオススメします。
木に仕掛けを引っ掛けたり、竿をぶつけたりすると厄介なので。
駐車スペースが近い
鮎釣りが盛んに行われている河川では、河原に駐車スペースが設けられていることが多いです。
このような場所は駐車スペースの前が友釣りに適した環境になっていたり、放流場所になっていたりしますので狙い目です。
一方で、こうしたポイントは釣り人が集まりやすいので、混雑している場合は少なくとも竿2本分(20m程度)の間隔を空けた上で、先行者に声掛けをしてから入川しましょう。
車が近いと何かと便利なことも多いですからね。
オトリ鮎を川の水に慣れさせる
川に着いたらすぐに釣り支度をしたくなりますが、オトリ屋の生け簀と川の水温に3℃以上の差がある場合は水合わせが必要です。
まずはオトリ缶や引き船の水を半分捨てましょう。片手で掬える量の川の水をゆっくり注ぎ入れながら満水にし、オトリ缶や船を川に漬けます。
また、外気温が高い真夏はエアポンプによって水温が上昇することもありますので、移動時間が長い場合などはエアポンプの周りを冷やすといった対策も必要です。
友釣りはオトリの状態の良さが釣果に直結します。
魚の体調を考えるのも友釣りの醍醐味の1つです!
友釣りの釣り方
竿の担ぎ方とタモの構え方
鮎竿はちょっとした傷や砂噛みが竿の破損に直結します。そのため、竿を地面に置いたり、何かに立てかけたりするのはNGです。
仕掛けを作ったり、オトリを交換したりと、両手で作業をする際は竿を担ぐように保持しましょう。
また、タモはベルトに挿して保持することで網の中で作業できます。こうすれば、誤って仕掛けやオトリを流してしまうことがありません。
慣れてしまえば簡単です!
ハナ管とサカサ針の付け方
鼻カンは名前の通り、鮎のハナに通す形で装着します。
背針を使用する場合は鰓蓋の上辺りに刺し、最後にサカサ針を尻ビレの始まり辺りに薄く刺しましょう。
利き手の中にイカリ針やサカサ針を仕舞い込むようにして鼻カンを持ち、慣れないうちはタモの中で作業するのがコツです。
野アユが釣れたら、オトリを釣れたアユに交換します。
友釣りは“循環の釣り”とも言われるように、常にオトリが元気に泳いでいることが重要です。
オトリの泳がせ方
仕掛けにオトリ鮎が付いたらその場でそっと送り出し、引っ張られた方向と逆方向に向かおうとする魚の修正を利用して狙いたい石に誘導していきましょう。
竿の角度はおおよそ60~80°の範囲で操作し、竿を倒すと糸フケが生じ、流れに逆らって上流へと泳ぎ出します。
オトリが狙いのポイントに差し掛かり、「ここで止めたい」と思ったら、竿を立てて糸を張るとオトリにブレーキをかけられます。
オトリを操るのが友釣りの醍醐味ですね!
鮎の取り込み方
野鮎がイカリ針に掛かると目印がビュン! と勢いよく動き、竿にビビビッ! と手応えが来ます。
友釣りにアワセは不要ですので、そのまま竿を立てると掛かった鮎が流れに乗ってギューン! と下流へ力強く走ります。
この強い引きに耐える形で竿を立てていくと、アユが水面を割って自分の方に飛んできますのでタモでキャッチして取り込みましょう。
小さな魚とは思えない強烈な引きも鮎釣りの醍醐味です!
初心者が意識すべき友釣りの要点
事前にハナ管を通す練習をする
恐らく、初心者が一番難しいと感じるのは、オトリを弱らせずに鼻カンやサカサ針をつける作業でしょう。
オトリを水から出さないことを意識しながら、手際よく仕掛けを付けるためにはイメトレが重要です。
僕は初めて友釣りに行く日の前夜、スーパーで買ったアユを使って練習しました。
掛かった鮎を無理に引き抜かなくても良い
掛かった鮎を自分に向かって飛ばすことは案外簡単ですが、飛んできたアユをタモでキャッチするのがなかなか難しいんです。
空振りしたり、タモ枠にぶつけて次のオトリとして使えなくなったり……なんてことも初心者にはよく起こります。
ですので無理に抜く必要はなく、アユが掛かったら竿を立てずに上流方向へ寝かして耐えてみましょう。
すると、弧を描くように自分の元にアユが寄ってきます。この取り込み方を“引き寄せ”と呼びます。
また、引き抜いたアユを一旦スルーして後方に飛ばし、勢いを殺して自分の前にゆっくり着水させるのもアリですよ。
糸を掴んで取り込む際は、必ず極細の水中糸より下を持ちましょう。
河川の状況をチェックしておこう(増水・渇水に注意)
友釣りは鮎が苔を食べていることが前提なので、高水温や渇水によってコケの状態が悪くなると、著しく釣果が低迷することがあります。
また、大雨の後は増水してしまい、そもそも入川できないことも。
釣行する前日に、漁協やオトリ屋のHPを見たり、電話を掛けたりして近況を確認してから釣行すると大外しをせずにすみますよ。
増水すると危険なので無理はしないでくださいね。
鮎の持ち帰り方と食べ方
氷水で絞める
釣れた鮎を持ち帰る際は、氷水で絞めましょう。
氷水で絞め終えたら、水から出してジップロックなどに入れ、鮎が水や氷に直接当たらないようにすることが大事です。
さらにこだわる方は、3%程度の塩水と氷で絞めるのが良いでしょう。
糞を絞り出す
持ち帰った鮎はお腹を絞って糞を出します。
ちょっとしたひと手間ですが、糞を出しておけば内蔵まで美味しく食べられます。
鮎は内臓も美味しいですよ!
冷凍もできる
友釣りは、河川の状況が良いと初心者の方でも1日で20匹や30匹も釣れることも。
たくさん釣れた時は、空気を抜いてジップロックに入れて冷凍保存もできます。
内蔵を取り出す必要はなく、そのまま冷凍すればOKです!
内蔵ごと塩焼きに
自分で釣り上げたばかりの天然鮎の香りと味は、文章に起こせないほど。もう格別な美味です。
友釣りを始めたばかりの頃は、上手に鼻カンが付けられなかったり、取り込みに失敗したり、根掛かりしたり……と、いろいろ上手くいかないこともあるはず。
でも、家に帰って極上の塩焼きを食べると、「次はもっと釣りたい!」ってなること間違いなしです!
初めて自分で釣った鮎を食べたら感動するはずです!
鮎釣り最高!
鮎の友釣りというと、年齢層が高い印象があるかもしれません。
ですが、実際に川へ行くと若い方や女性の方も鮎釣りをされていて、誰でも楽しめる釣りなんですよね。
ぜひ、今年の夏こそは友釣りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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